上から

①イプサアイブロウクリエイティブパレット

眉メイクにはこちら。カットでフォルムを整えたあとは、色を乗せることでメイクのテイストが決まります。今回は眉メイクが主役。ブラウンとベージュでベースを作り、下段のレッドを乗せます。ブラウンより少しはみ出させて乗せると、赤みを強調してポイントに。少し個性的ながら肌に溶け込むような淡い色調に。

肌と眉が決まれば、メイクはほぼ完成。

この時点でガラリと印象が変わっています。

あとは、ちょっとオシャレ心をポイントに。

②MAC パールグラインドインテンスアイライナー designer purple

目尻3分の1からスタート。少し目尻をはみ出して跳ね上げるように。

これだけで、目がぐっと引き締まり印象的に。パープルグリッターのキラキラ感も目尻だけなのでアクセントになります。

③THREE リファインドコントロールリップペンシル 03

唇の赤みが強いので、赤みをいかして輪郭のみこちらでとることで、唇のフォルムが整います。

ポイントメイクはたったこれだけ。

でもすっかりお顔が変わり、表情も変わりました。

鏡を見て「気に入ったわ！」とおっしゃる、嬉しそうな表情。その嬉しそうな表情こそが最後の仕上げのエッセンス。

肌質を見極めること。そして、なによりもその方の求めるイメージを理解して、何をチョイスするか。やり過ぎでもなく、やらなさ過ぎでもなくどこを狙うか。

今回は保湿力重視のベースで、カバーしすぎないソフトフォーカス。ミニマムなポイントメイク。この選択がピッタリはまったことに感動し非常に勉強になったのでした。

その人その人に合わせたメイクを提供していきたいと改めて思ったのでした。

MAC